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風俗店が摘発された時、たまたま居合わせたどうなる??

2015.10.06.Tue.10:23
大阪市内

テレビなどで放送されている警察密着ドキュメンタリーなどでは、風俗に警察が突入し従業員等が逮捕されているシーンがあります。
テレビなどでは、従業員が逮捕されてシーンがフォーカスされそこに居合わせたお客さんはどうなるのか?までは放送されておりません。

※売春防止法にひっかかる?
売春それ自体は違法ではあるものの売春をしている女性については、公衆の面前で客引きした場合など例外的な場合を除き処罰されません。
したがって、その相手となる客も処罰の対象とされていません。

※風営法で規制するのはお店側
また、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律も営業主の側を規制し取り締まる法律ですのでお客さんを処罰する法律ではありません。
したがって、客は処罰されないといえそうですが、だから大いに遊びましょうとは口が避けてもいえません。
これから検討していきますが、お客さんも処罰される場合等の不利益があるからです。

※だからと言って安心な訳ではありません。
相手の女性の年齢です。18歳未満であることを知りつつ、性交または性交類似行為に及んだ場合には上記の法律ではなく児童買春、児童ポルノ禁止法により処罰されます。
相手が児童の場合はあくまで児童は被害者ということだからです。

※逮捕されやすい風俗の種類は??
代表的なのがピンクサロン(ピンサロ)です。
ピンクサロンはボックス席などで性的サービスを提供する営業でキャバクラと同じ2号営業の許可を受けて営業していますが、
個室を設けるとファッションマッサージのような店舗型性風俗特殊営業として届け出を出さなければならないところ、
営業禁止区域が広範で出せないことからキャバクラのような営業許可で性的サービスを行っているのです。
飲食店の許可書でお店を運営されており、風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律違反としては摘発できない。
そのため、公然わいせつ罪の現行犯として摘発されます。
お客さんも不特定多数が見える状況下で局部を露出している以上現行犯逮捕されます。

*著者:弁護士 小西一郎(リンク:Wikipedia)(聖マグダラ法律事務所。風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律を専門分野とする風俗弁護士として全国を飛び回る。)

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