2ntブログ

危険ドラッグ「RUSH」密輸 700万円以上売り上げか

2015.10.21.Wed.02:11
イギリスから指定薬物を含む危険ドラッグを密輸入したとして、近畿厚生局麻薬取締部は、大阪市に住む風俗店経営の36歳の男を逮捕・起訴しました。

 大阪市内のマンションに続々と入っていくのは、近畿厚生局麻薬取締部の捜査員。危険ドラッグを海外から輸入したなどの疑いで逮捕された男の身柄が、捜査員によって連行されていきます。

 指定薬物を輸入したなどの罪で逮捕・起訴されたのは、大阪市北区の風俗店経営・坂本浩二被告(36)です。近畿厚生局麻薬取締部によりますと、坂本被告は今年5月と8月に、「RUSH(ラッシュ)」と呼ばれる危険ドラッグを国際郵便を使ってイギリスから密輸入した罪に問われています。

 坂本被告の自宅からは、RUSHが入った小瓶360本、使用回数にしておよそ1万回分が押収されたということです。麻薬取締部が押収したRUSHを鑑定したところ、違法な指定薬物の「亜硝酸イソプロピル」が検出されたということです。

 「もともと狭心症の薬ですので、血管を広げたり、筋肉を緩める作用があります。量が違えば意識障害やショック、呼吸困難などの症状が現れると思います」(近畿厚生局麻薬取締部 高木敏之鑑定課長)

 RUSHは鼻から吸引すると興奮作用を引き起こし、健康被害が出る可能性があることから、2007年に指定薬物に認定されていました。麻薬取締部の取り調べに対し、坂本被告は、「海外のサイトを利用して購入していた」と容疑を認めているということです。

毎日放送 10月20日(火)11時51分配信

風俗事件簿
コメント

管理者にだけ表示を許可する